位置情報収集基盤API共通仕様

位置情報収集基盤APIとは、位置情報の登録と検索の機能を提供するAPIです。
ジオフェンスライブラリーで利用するためのエリア情報の登録・検索・更新・削除などのエリア情報管理機能も提供しています。

利用時の注意点

リクエストの適切な分割

検索範囲が大きいリクエストや検索結果が大量になると予想されるリクエストは、分割して並列実行することを推奨しています。
位置情報収集基盤APIは、リクエストを並列に実行した方が効率よく処理できます。

リトライの実装

リクエストが失敗で返却された場合は、サービスの要件に合わせて適切なリトライ処理を実装してください。

定義されていないリクエストパラメータの扱いについて

定義していないリクエストパラメータが送られてきた場合は、エラーにはならずそのパラメータを無視して処理を行います。
任意のパラメータ(speedなど)でスペルミスをしていた場合は、登録されないため実装時に必ず必要な項目が登録がされていることを確認してください。

タイムアウトについて

位置情報収集基盤のAPIは30秒でタイムアウトになります。

リクエストパラメータの少数の仕様について

リクエストとして送れるパラメータの中には少数として値を送るもの(緯度、経度、半径など)があります。
少数値の少数部の桁数がしきい値を超過している場合は、超過している小数部を切り捨てて処理を行います。しきい値が10桁の場合は、小数部が10桁を超過している場合は11桁以降を切り捨てて処理します。切り捨てをするしきい値は下記です。
・緯度経度:10桁
・緯度経度以外:5桁

位置情報の削除について

位置情報収集基盤の位置情報は、データ削除のAPIがありません。
データ保存期間を超える前に位置情報を削除する場合は、特殊な作業を行う必要があり実施には時間がかかりますのでご了承ください。

値がnullのデータについて

位置登録時に任意になっているspeedなどのデータは、値が登録されていない場合は最新位置検索などで検索してもレスポンスに項目自体が出力されませんのでご了承ください。

関連API